「この数字を見て判断しています」——その数字、正確に取れていますか?
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あや: ボス、経営の判断をするときに数字を見ることって大切ですよね。でも「数字を信じすぎると判断を間違える」という話を聞いたんですが、どういうことですか?
ボス: 数字を見ることは正しいです。問題は「その数字が正確かどうか確認していない」ことです。間違った数字を正しいと思って判断すると、間違った方向に進みます。 数字は道具ですが、道具が狂っていると結果も狂います。
あや: 具体的にどういう場面で起きますか?
ボス: 例えば、予約数の集計が二重にカウントされていたとします。「先月は50件来た」と思っていたら、実際は25件だった——という状態です。その数字を元に「スタッフを増やそう」と判断したら、実態に合わない判断になります。
数字の「質」を確かめる
あや: 数字が正確かどうか、どうやって確認すればいいですか?
ボス: 複数の方法で同じものを計測して、一致しているか確認することです。予約数なら「予約システムの記録」と「実際の来店記録」を照合する。売上なら「レジの記録」と「銀行の入金」を照合する。数字が1つのソースからしか来ていないなら、疑ってみることが大事です。
あや: 「信じていた数字が実は違っていた」と気づくのは、怖いですね。
ボス: でも早く気づいた方がいい。ずっと間違った数字を見て判断し続けるより、一度確認して正確な状態にする方が、長期的には絶対に良いです。
「感覚」と「数字」を両方持つ
あや: 数字に頼りすぎず、でも数字を見る——どうバランスを取ればいいですか?
ボス: 数字と感覚の両方を持つことです。「数字ではこうなっているけど、現場の感覚と合わない」という違和感は大事にしてください。感覚がおかしいのか・数字がおかしいのか——どちらかです。 その違和感を無視せずに調べる習慣が、判断の精度を上げます。
あや: 「なんか合わない」という感覚が、数字の間違いを発見するきっかけになるんですね。
ボス: そうです。現場を一番知っているのはオーナーさん自身です。数字が出てきたとき「これは本当か?」と一度立ち止まる癖をつけてください。
あや: ありがとうございます、ボス。数字は判断の「道具」であって、数字が全てではない——道具の状態を確認することも仕事のうちなんですね。
ボス: そうです。良い道具を正しく使うことが、良い判断に繋がります。
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