SEOというと、すべてのページをGoogleに出した方がいいと思われがちです。
しかし、実務ではそうとは限りません。検索結果に出したいページと、出さなくていいページを分ける判断が必要です。特に小規模サイトやLP型サイトでは、下層ページをむやみにインデックスさせることで、検索結果の見え方が弱くなることがあります。
noindexは、逃げの設定ではありません。検索に出すページを選ぶための設計です。
全ページを検索に出せばいいわけではない
ホームページには、検索流入を狙うページと、ユーザーの補助のためのページがあります。
会社概要、プライバシーポリシー、採用補助ページ、確認用ページ、テストページ、短い下層ページ。これらがすべて検索結果に出ると、狙っているトップページやサービスページよりも弱いページが表示されることがあります。
特に、1ページ完結型に近いサイトでは、トップページに情報を集約した方がわかりやすい場合があります。下層ページが薄いなら、検索に出さない判断も必要です。
SEOは「ページ数を増やすこと」ではなく、「検索意図に合うページを出すこと」です。
noindexは削除ではなく検索非表示
noindexは、ページを削除する設定ではありません。
ユーザーはURLを知っていれば閲覧できますが、検索結果には出さないようにGoogleへ伝える設定です。社内向け、広告用、補助ページ、まだ育っていないページなどに使うことがあります。
ただし、何でもnoindexにすればいいわけではありません。検索流入を狙うページに入れてしまうと、当然検索に出にくくなります。どのページを出し、どのページを出さないかを整理してから設定します。
WordPressではSEOプラグインやコードスニペットで設定できますが、設定範囲を間違えると大きな影響が出ます。
タイトルとdescriptionもセットで見る
noindex判断と同時に見たいのが、タイトルとdescriptionです。
検索結果でどう表示されるかは、クリック率に影響します。トップページのタイトルが短すぎたり、何の会社かわからなかったりすると、せっかく表示されてもクリックされにくくなります。
下層ページをnoindexにしてトップページへ評価を寄せたいなら、トップページのタイトルとdescriptionを整えることも必要です。
たとえば、地域、業種、主なサービス、会社名が自然に入っているか。descriptionで何を依頼できる会社か伝わるか。ここを確認します。
graciautoなら、こう判断する
graciautoでSEO設定を見るなら、まずサイトの目的を確認します。
トップページで問い合わせを取りたいのか。サービス別ページで検索流入を取りたいのか。ブログでロングテールを拾いたいのか。目的によって、インデックスさせるページは変わります。
順番としては、まず検索に出したいページを決めます。次に、薄いページや補助ページを洗い出します。そのうえで、必要なページだけnoindexにします。
WordPressなら、SEOプラグインで個別設定する方法もあります。サイト全体の方針が明確なら、トップページ以外の下層にまとめてnoindexを入れる選択もあります。ただし、この判断はサイト構造によります。
インデックス解除には時間がかかる
noindexを設定しても、検索結果からすぐ消えるとは限りません。
Googleが再クロールして設定を認識するまで時間がかかります。急ぎの場合はSearch Consoleで削除リクエストを使うこともありますが、権限が必要です。
また、noindexを入れる前に、対象ページが本当に検索に不要か確認することが大切です。あとから戻せますが、検索流入を失う可能性もあります。
SEO設定は、勢いで触るものではありません。目的、対象、確認方法を決めて進めるべきです。
まとめ
SEOでは、全ページを検索に出すことが正解とは限りません。
下層ページが薄い、補助的な役割しかない、トップページに評価を寄せたい。こうした場合は、noindexを使う判断があります。ただし、検索流入を狙うページまで非表示にしないよう、事前整理が必要です。
graciautoなら、まず検索に出したいページを決め、タイトルとdescriptionを整え、不要な下層ページだけnoindexにします。検索に出すページを選ぶことも、SEO設計の一部です。
FAQ
Q. noindexを入れるとページは見られなくなりますか?
見られます。noindexは検索結果に出さない設定であり、ページ自体を削除するものではありません。
Q. 下層ページは全部noindexにしてもいいですか?
サイト構造によります。サービス別ページやブログで検索流入を狙うなら、noindexにしてはいけません。目的ごとに判断が必要です。
Q. noindexを入れたらすぐ検索結果から消えますか?
すぐとは限りません。Googleが再クロールして認識するまで時間がかかります。急ぎの場合はSearch Consoleでの対応も検討します。